カブトムシの成長

昨年の7月に保育室にやってきた2匹のオスのカブトムシ。

その後、メス4匹も仲間入りし、昨年の秋に卵が産れました。そして孵化し幼虫となってすくすく育っていました。

子どもたちは、登園後毎日観察し、カブトムシの幼虫が大きくなる様子を見守ってきていました。

カブトムシ (25)

 

カブトムシの幼虫は、土の養分から栄養を摂り、成長していきます。

土を食べた後は、たくさんのフンをするのですね。ふるいにかけて土とフンを分けます。

カブトムシの土入れ替え (2)  カブトムシ (19)

 

土を補充して、広いケースに入れてもらった幼虫たち。きっとのびのびとしていることでしょう!

カブトムシ (36)

 

なんどもなんどもこの工程を繰り返し、幼虫たちが大きくなる様子を見守りました。

「大きくなってね!」

カブトムシ (23)  カブトムシ (2)

幼虫は少しずつ成長し、大きくなりました!!

 

子どもたちが、カブトムシを育てながら、なんども見てきた

「かぶとむしは どこ?」 の本  作 松岡 達英  福音館書店

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「今はどのくらいの大きさかな・・・」「もうすぐどんな形になるのかな・・・」と、お友だちと一緒に見ています。

カブトムシ (15)

 

そして、幼虫やさなぎになる様子がよく見られるような飼育ケースにお引越し! 飼育ケースを暗くして、育つ環境を作ります。

時々、黒いシートを外して、カブトムシの様子を伺う子どもたち。

カブトムシ (16)

 

ある時、幼虫が動かなくなり、さなぎになり始めました。

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どのあたりでさなぎになったかがわかるように、印をつけましたよ。

カブトムシ (18)  カブトムシ (9)

 

カブトムシは、さなぎになってからも動くのですね!

子どもたちは、ケースの中をのぞき、さなぎが動く様子を夢中で見ています。

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そして、ついに先日、羽化を始めました!

カブトムシ (240x198)

登園すると、まだ背中は白っぽく、時間をかけながら羽をたたんでいく様子が見られました。

時間が経つにつれて、背中は黒くなりどんどん硬くなっていきます。

そしていよいよ、立派なかっこいいカブトムシになりました!

 

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成虫用の飼育ケースに順番に引っ越しながら、毎日カブトムシを観察しています。

卵を産んで、幼虫からさなぎになり、約10か月で無事に成虫になりました。

残念ながら、今回成虫になったカブトムシうちの2匹が、羽化の後亡くなってしまいましたが、子どもたちは土にそっと埋めて「ゆっくり休んでね。」とお花を添えてあげていました。

このように、命の繋がりや尊さを感じることができ、貴重な経験ができた子どもたち。

今元気に活動しているカブトムシたちを、引き続き、愛情を持ってお世話していきたいと思います。

岡崎