9月21日は中秋の名月でした。1年の中で9月の満月は一番美しいと言われています。また今年の中秋の名月は、8年ぶりに満月と同日だったそうですね!
元気の木保育室でも中秋の名月に向けて各グループ、可愛いお月見制作をしました。
1歳児は、初めてのりを使いお月様を貼ったり、タンポを使って「お団子だね」と口ずさみながらポンポンとたくさんのお団子を作りました。
ポンポンポ~ン楽しいな♪
2歳児では、お月様を絵の具で描くところから始めました。筆を使って黄色い絵の具を塗ります。「お月様きれいね~」「大きなお月様だね~」と綺麗なまん丸お月様に変身です。その次にうさぎのお顔を描きました。「目とお口はどこかな~?」と保育士がつぶやくと真剣な表情で描き、のりも上手に使って貼っていました。最後はタンポでお団子をペタペタ!
ちょっとだけのりをつけて、「のびのび~!と延ばすよ」「目はこの辺に可愛く描こうね」と伝えると、子どもたちは集中して作っていました。
幼児は、絵の具やタンポ、ハサミや画用紙など用意すると、自分たちで使いたいものを選んで制作しました。三方の上にはタンポでたくさんのお団子をのせたり、指を筆にしてススキを描いたりと、楽しんで取り組んでいました。
「お団子タワーができたよ!」
お月見会当日。幼児でお月見団子を作るために、小麦粉から粘土を作りました。最初はサラサラだった小麦粉がべトべトからモチモチになり、いろいろな感触を楽しみながら最後は粘土ができました。そして、みんなでお団子を作りました。いろいろな大きさ、いろいろな形のたくさんのお月見お団子が完成しました♪
中秋の名月、お月見と聞いただけでは、子どもたちにとってイメージがつきにくいものですが、ペープサートでススキやお団子を飾る意味など分かりやすくお話すると、真剣な表情で聞いていました。意味が分かった幼児は、「昨日もまん丸のお月様だったよ」「部屋の電気を消しても明るかったよ」と教えてくました。
そして、みんで作ったお団子を持って「元気に過ごせますように・・・」「おもちゃでたくさん遊べますように・・・」と神様にお願いしながら三方にお供えしていきました。
この日の給食には、さつま芋のお団子が出ました。「お月様みたいだね」と嬉しそうに食べ、おかわりをする子どももいました。
「おいしい!!おかわりしたよ!」
この日のために、お月見の絵本を読んだり、お月様のお話をしたり、年齢に合った制作をしながら日本の行事や季節感を知ることができました。大人が意識して環境を整えることで、子どもたちも興味関心を持って知ることができるのだと思います。これからもいろいろな場面で、環境づくりを大切にしていきたいと思います。
綺麗な満月を見ることができたかな・・・★
定久