保育室の園庭には自然の遊具がたくさんあります。
元気の木のオブジェや木登り、木からぶら下げた縄でブランコ、芝生でゴロゴロ遊びなど、全身を使って上手に遊ぶ子どもたち。
そんな子どもたちに、もっといろいろな遊びを経験してほしいと思い、竹馬はどうだろう?と考えました。お店に行けばすぐ手に入りますが、できたら本物の竹がいい・・・
そんな思いを会社の方やシルバーさんに相談すると、「作ってみよう!!」と嬉しいお返事をいただきました。
さっそく竹とたくさんの工具を持って来て下さり、まずは作り方を教えてもらいました。
見たことのない物ばかりで、子どもたちも興味津々で聞いていました。
「これは、のこぎりって言うんだよ」と竹を切るカッコいい姿を見て「じぃじ、頑張れ!頑張れ!」とみんなで応援しました。(子どもたちは、園庭のお手入れなどをしてくださるシルバーさんのことを親しみを込めて「じぃじ」と呼んでいます。)
そろそろ、何かお手伝いをしたくてムズムズしてきた子どもたち・・・すると「これをしてもらおう!」と足を乗せる板を紙やすりで削るお手伝いをさせてもらうことに!
「きれいに~ツルツルにしなきゃ!」
「こうやってするのかな・・・?」
最後は、保育士も竹と板の結び付けををお手伝いさせていただきました。
「かんせーい!!」と拍手があがり、さっそく遊んでみることに!
「のってみたい!」「ちょっとむずかしいなぁ~」
小さなお友達も、上手に足を乗せて進んでいました。まだまだ一人で乗れるには時間がかかりますが、素敵な遊び道具が増えました。
「右、左、右、左・・・」「イチ・二・イチ・二・・・」
本物の竹を使って、みんなで作った立派な竹馬。これからたくさん挑戦し、いっぱい遊んでもらいたいと思います。
そして、これから冬休みに入られる大好きなじぃじにお礼のプレゼントを作りました。
子どもたちの可愛い小さな手形に葉っぱを描きました。「いつもありがとう」のメッセージも心を込めて書きました。
子どもたちには、春になるまでの少しの間、じぃじに会えないこと、たくさんたくさんお世話になったことをお話しました。
お仕事中に保育室に来ていただき、「ありがとう」の言葉を伝えながらプレゼントを渡しました。
みんなで、「おもちゃのチャチャチャ」の楽器演奏も披露しました。
とても喜んでくださり、和やかな時間を過ごしました。
毎日毎日、子どもたちのために本当にありがとうございました。
また3月に元気なお顔が見られることを楽しみにしています!
定久