冬至

12月22日は、一年の中で昼が最も短く夜が最も長い冬至でした。

この日を境にして徐々に昼間の時間が長くなっていくと言われていますが

寒さが厳しいこの時期、暖かい春の訪れが待ち遠しいです。

さて、保育室の子どもたちの様子です。

当日は雨だったので、前日の21日・・・

「今日は柚子のお風呂に入ると温かくなって風邪ひかないんだって。」

と話をして、みかんばあばのお宅に伺いました。

玄関先で「ばあば、ゆずちょうだいね。」と声をかけてから

柚子の木に向かいました。

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一時、柚子が少なくなってしまったこともあったのですが

今年は鈴なりに実がなっていました。

枝が重たそうに垂れているほどです。

トゲがあるので私たち大人が一緒に気を付けながらですが

子どもたちも自分で取ることができました。

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再びお家の前に行き「ばあばありがとう。」と挨拶をして

みかんばあばのお宅を後にしました。

保育室に戻る途中、石屋さんのおばさんが

「キンカン食べてって。」と声をかけてくれたんです。

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とても大きな実に驚きながら・・食べてみると甘くて

みんなで「おいしいね。」といただきました。

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「これたべたらかぜひかないんだよね。」

「にいににおみやげもってく。」など

子どもたちがワイワイ言いながら食べる様子を

にこにこ笑いながら見ていたおばさんが

「最近(子どもたちの)声が聞こえないないから

どうしたのかなあって思ってたの。」と

話してくれました。

気にかけて待っていてくれた優しいお気持ちがとても嬉しかったです。

キンカンのお土産もたくさんいただいた帰り道・・・

いつも温かな目で見守ってくださる地域の方々に改めて

感謝の気持ちがこみ上げてきました。

夜、柚子のお風呂に入りながら・・柚子を取った話や

キンカンを食べた話など、ぽかぽかと温まりながら

楽しい会話も弾んだことと思います。

鈴木(明)