6月の晴れた日に、「力いっぱい引っ張って、タマネギを抜こう!」「エイエイオー!」と気合を入れて、タマネギの収穫をしました。
「どれを採ろうかな~?」
「うんとこしょ!」
「採れたよ~!」と子どもたちもビックリ!大きなタマネギが採れました。
収獲したタマネギは干しておくために、子どもたちも葉を取ったり、土を落としてくれたりしました。
保育士が紐で結ぶと、自分たちで上手に吊るしに行き、たくさんお手伝いをしてくれました。
「おいしくなってね!」
そして、しばらくテラスに干した後に、タマネギの食育活動をしました。
「タマネギを食べると、疲れた体が元気になり、血がサラサラになるんだよ!」と子どもたちにお話をし、大きさや重さを感じたり、匂いを嗅いだりした後に、皮むきをしました。
指先や爪を使って器用にむいたり、難しいところは、少し保育士がめくったりして、頑張って最後までむくことができていました。
「皮は引っ張ってもちぎれないぞ~」
次々にむいていくとタマネギの匂いが!「どれどれ?」と子どもたちも匂いを嗅ぎはじめました。
「タマネギの匂いだ!」「なんか臭いな…」少し苦手な子どももいました。
「きれいにむけたよ~!つるぴかだ~!」
みんなで食べるタマネギを保育士が調理していきます。「何ができるのかな~」と子どもたちもワクワクしながら見ていました。
切ったタマネギの上にバターをのせてレンジで温めます。温め終わると、タマネギとバターの良い匂いがしてきました。
醤油と鰹節をまぶして、みんなで食べてみました。苦さもなく、バターの風味とタマネギ本来の甘味があり、子どもたちもパクパクと食べていました。
「おいしい~!」
野菜が苦手な子どもも、たくさんおかわりしていました。
「大きくなってね!」「おいしくなってね!」とみんなで毎日水やりをして収獲したタマネギ。自分たちで皮をむいて、目の前で調理してもらったタマネギは、一段とおいしかったことでしょう!
今後も食育活動を通して、五感を育み、食べることの大切さを学んでいきたいと思います。
定久