桃の節句 

今年の桃の節句は日曜日だったので、保育室では一足早く3月1日に桃の節句のお祝いをしました。

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女の子の成長と幸せを願う行事から始まった桃の節句ですが、

”子どもたちみんなの成長や健康を祝う日”だということを子どもたちに話しました。

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そして皆で『うれしいひなまつり』の歌を歌い、お楽しみの雛あられや

お菓子を美味しくいただきました。

給食の時間には0,1歳児は自分で酢飯に、卵、海老、菜の花の具材をのせて

“ちらし寿司”にして食べました。

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春が旬の“菜の花”は独特の苦みが少し苦手な子どももいましたが、

旬の食材を食べて健康を願いました。

 

2,3歳児は、酢飯作りのクッキングを行いました。

酢飯作りは、2月の節分の恵方巻き作りの時にもしたので、

「パタパタ扇ぐんだよね!」「ごはん、まぜまぜしたい!」など

よく覚えていた子どもたち。

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さっそく寿司酢を入れたご飯をしゃもじで混ぜたり、うちわで扇いだり、

友だち同士協力し合いながら楽しく酢飯作りをしました!

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ご飯の粒を潰さないように、“切るように混ぜる”のが大事だよと伝えると、

しゃもじを持つ手を工夫しながら上手に混ぜていました。

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じゃことエダマメを入れてさっくりと混ぜたら、酢飯の完成です!

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お茶碗に自分で酢飯を入れ、上にのせる具材も自分たちで盛り付けました。

2,3歳児は一人ひとり盛り付けにもこだわり、見た目も華やかな

“ちらし寿司”が出来上がりました。

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雛飾りを囲んで、皆で美味しくいただきました。

「おひなさまにもあげるよ!」とスプーンに一すくいして、お雛様に食べさせて

あげようとする優しい子どもも。

 

さて、桃の節句の日まで子どもたちのことをいつも見守ってくれていた雛飾りとも、

いよいよお別れの日がやってきました。

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寂しさを感じながらも、みんなで一つひとつ丁寧に箱に入れて片付けていきました。

 

子どもたちにとって、毎日見ていた雛人形はいつしか身近な存在となっていた

ようです。

お別れは寂しいけれど、春夏秋冬と季節が巡って、また来年会えることを楽しみに、

これからも日本の行事や四季をより身近に感じられるよう過ごしていきたいと思います。

 

 

田口